平泉を目指した「芭蕉行脚の道」

松尾芭蕉と門人河合曾良が、一関から平泉に向ったのは元録2年5月12日。仙台から塩釜・松島・石巻を経て、一関、そして平泉に入ったと記録されています。当時の平泉は、奥州藤原氏三代の栄華の面影はなく、芭蕉は「夏草や兵ものどもの夢の跡」と詠んでいます。この後芭蕉たちは、台町から松山街道に入り、岩ヶ崎、岩出山、鳴子を抜け、赤倉から出羽の国へ向かったようです。
一関市と花泉町の境の導心塚から旧一関街道~宮城県金成町境、上片烏合までの松山街道(迫街道)の延べ18.6㎞区間が、「芭蕉行脚の道」として建設省の日本の道百選に選定されています。
(参考文献:「萩荘史」639頁)

所在地 一関市萩荘字苅又ほか
連絡先 一関市教育委員会文化財課
電話 0191-26-0820
FAX 0191-21-5770
電子メール bunka@city.ichinoseki.iwate.jp
交通アクセス(JR) (迫街道一里塚)
一ノ関駅からなの花バス栃倉・川台コース
「川台中央公民館前」下車、徒歩40分
※月・木曜日のみの運行
交通アクセス(車) (迫街道一里塚)
東北自動車道一関ICから25分
駐車場 駐車場無し

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