矢ノ森八景

滝の脇が金鉱入口となっている

矢ノ森地区に、矢ノ森八景と呼ばれる史跡があり、地域の人々に守られ語り継がれてきました。
これらの史跡は、藤原秀平公や義経公と深い関わりがあるといわれています。
①藤壺の滝
  藤原秀衡公ゆかりの金山址で、滝と藤の花の名所となっています。
②曽我寺址
  藤原泰衡の家臣、田河行文が出羽で頼朝軍と戦い討ち死にし、その首を行文の家臣、曽我三郎が葬ったところと伝えられています。
③八枚
  黄金八枚が産したところ、または実りよい黄金色した山田八枚があったと伝えられています。
④湯場
  義経公が野駆けの折々に愛用したところでもあり、金堀り人夫や馬などが湯がわりに手足を洗い、身を浸したところと伝えられています。
⑤九郎森
  源九郎判官義経公が野駆けした山、束稲山と共に歴史の名山と伝えられています。
⑥頼朝の墓
  清和源氏の末裔が土着し頼朝公を慕って建てたと伝えられる墓(慕碑)があります。
  脇に市指定文化財の大銀杏があります。
⑦天皇さま
  江戸期の創建で京都八坂より勧進したと伝えられています。
⑧切支丹処刑場
  江戸期の隠れ切支丹信者が処刑されたところとその墓地があります。

所在地 一関市東山町田河津字矢ノ森地内
連絡先 東山町観光協会
電話 0191(47)4525
FAX 0191(47)2118
交通アクセス(JR) 大船渡線 げいび渓駅下車 タクシーで15分
交通アクセス(車) 東北自動車道 一関ICから40分
駐車場 5台(藤壺の滝)
時間 指定なし
料金 無料